旅  行  編

今回、自分たちですべて手配しました。行く先々でいろいろありましたが、幸い犯罪にはあわずに過ごせました。


☆ マドリッド : 最初から不安的中です 7/31〜8/1

関空からパリのシャルル・ド・ゴール空港経由でマドリッドのバラハス空港まで約16時間。
マドリッドへの飛行機で出された黒砂糖色したケーキみたいなやつ、「なんやこれ」と顔を見合わせた。
それは非常に重くて(比重が)、ボリューム満点。初めての味。甘くておいしかった。でもビールにはちょっと。

空港を出てタクシーに乗る。行き先を紙に書いて「ここへお願いします」と丁寧に言った。車内でさっそくスペイン語を試す。それなりに通じたのが面白かった。
トランクに荷物を入れると規定で2割ほど割り増しになる、さらに助手席にギターケースを積んだのでそのぶんもよこせと言われた。
さて、目的の場所には降ろされたが、さっそく宿は見つからなかった。

実は宿はホテルではなく「アパート」にしていた。なのでフロントがない。
事前のメールでアパートの管理人とのコンタクト方法を知らされていた − 薬屋の隣の建物に入ってXX番のベルを押して・・・云々 −。
なるほど薬屋はあったが、隣の建物は閉まっているではないか。困った。夜の10時ごろであたりもだんだん不気味になってくるし。
もともとなぜかアパートの電話番号は知らされていなかった。不安が的中した感じ。

途方にくれかけたが「そうだ、O氏に電話してみよう!」。O氏とはこういうアパートをWEBで紹介している日本人。
電話はつながった。彼はスペインにいた。余談だが、今回3D対応の携帯電話が本当に役に立った。
彼に言われるまま建物の外にあるXX番のボタンを押してみると、その下のスピーカからなにやら大声がした。
なるほど、共通インターフォンか。すかさず「今晩予約している日本のマルヤマです」と勇気を出して言った。

しばらくして管理人さんが出てきた。なんだ英語も通じるんだ。ああ、やれやれ。

アパートはそこから少し歩いたところにあった。2部屋あってベッドは3つ。バス・トイレも広い。台所には調理器具一式がついている。
もったいないくらい快適なところだった。とりあえず水でもということで、近所をウロウロ。中国人の小さい店がみつかった。
その時間帯にあの路地をウロウロするというのは、実はとんでもないことというのが後でわかった。まさに知らぬが仏の初日。

 

写真左 : 宿の窓から見える教会

写真右 : 宿の窓から路地を見る   この路地、夜中から明け方にかけて良からぬ輩が出没します


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