参加者のプロフィール : プロ・アマ・老若男女 

スペイン、ドイツ、イギリス、オーストラリア、アメリカ、日本 から女性1名を含む20名の参加でした。
中には2回目という人や、なんと5回目の人もいました。
年齢層は20、30、40、50、60代とバランスがよかったです。そのうちプロフェッショナルは半数近かったと思います。

ひとりずつ紹介したくて仕方がないのですが、個人情報のこともあるので集合写真で替えさせて頂きます。
(とはいうものの、他のページでけっこう登場願っていますが)

2週間もいっしょだったので、皆さんとお話できました。それはギター作りと同じぐらい楽しかったです。
なかでも英語が得意でないスペインはコルドバ出身の彼とお話するのが、いちばんスリリングでした。

なおこの写真は教授陣や御家族もいっしょです。場所は会場(エルマノス・マリスタス)の入り口。



 ディプロマの授与式 


今日でもう最後というディナーが終わりかけるころ、 ディプロマつまり修了書の授与式がはじまった。

ホセ・ロマニリョスが一人ずつに手渡してくれる。
名前を呼ばれるまでひとしきりその人の特徴やエピソードなどがマエストロから語られる。
そのひと独特の特徴をきっちり捉えてお話される。見事だ。やはり聡明な人なんだと思う。

いつもはわかりにくい彼の英語もこのときだけはゆっくり、はっきりと言ってくれた。
必ず独特のユーモアが込められるので、みんなの笑いが絶えない。
永くイギリスにお住まいだったが、こういうのが英国流なのかなと思った。

前口上のあと、その人の名前が発せられると皆から歓声と拍手が沸き起こる。
修了書を受け取る人も拍手する人も目に光るものが観察される。かく言う自分も実は笑いながら涙をこらえていた。




『彼は世界一使いやすいサンディングツールをプレゼントしてくれたんだ・・・・云々』
あとはもう聞き取れなかった。これが私の紹介だった。

修了書を受け取る。そして肉厚で暖かい手をしかと握る。そして『Thank you very much . Muchas gracias !.』。
マエストロの目も潤んでいたようだった。



修了書です。バック画像はホセ・ロマニリョスの製作途中のギター
最下行のサインは左から リアム・ロマニリョス 、 ホセ・L・ロマニリョス 、 スティーブン・リース




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