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☆は価格/性能比 (5個:エクセレント 、 3個:まずまず 、 1個:いまいち )

画像

 呼び名

 メーカー(販社)/スペック

コメント&長所

短所

バンドソー
☆☆☆☆☆

DELTA 28-241JPN  14インチ/1.5馬力

 ライザーブロック付き

よくこなれたいい機械だ。ホゾ切りや角度切りに大変重宝している。厚材の留め切りも一発で、調整次第で刃は長持ちするしバンドソーとしての精度も問題なし。縦挽き専用刃(Timber Wolf)なら最大300mmまで挽き割りもできるので材料歩留りアップ。
リッピング(縦挽きのこと)ではテーブルソーより圧倒的にこちらを使用する頻度がたかい。
170cmの私には定盤の高さが高すぎる。10cm強の台輪を取り外してOK。
バンドソー用ブレードガイド
☆☆
Carter  brade guide DELTA 14インチ用 標準のブレードガイドは鋳物製でブレードが摺動する方式だが、これはボールベアリング方式。写真は定盤をはさんで上下に同じものが付く。6角キャップボルトで調整もスムーズ。詳細はこちら
モノの割には高価!
テーブルソー
☆☆☆☆☆
USA RYOBI BT3100 木工サイト(特にアマチュア木工家の)では超有名なテーブルソー。クロスカット用にテーブルがスライドするのが特長。自分が感心したのは厚材でも切り口が見事に直角(つまり刃がぶれない)であるということ。でも人気の秘密の第一位はコストだろう。
写真のスロートプレート(刃口板)は自作品。
DELTAのバンドソーと同じくテーブルの位置が高い。キャスターを付けてたのでなおさら。
→専用台製作。↓
テーブルソーのスタンド  3寸5分檜柱の端材を利用 標準のスタンド+キャスターでテーブル高さが99cmもあったので木で製作。同高さを94cmにした。
いままで背伸びをして位置あわせなどやっていたが、見違えるほど作業性が改善された。
また鉄脚が木になることで工房の雰囲気が俄然よくなった。
ヒマができたら引き出しでもつけよう。
マイターゲージの改造
SUS製L金具を利用 BT3100の横切り用マイターフェンスの改造。
定位置より後方でフェンスを固定。これにてキャビネットや箪笥の定寸のである450mm幅の材料でも横切り可能。中央のノブだけではフェンスが動くので両側にL金具を取り付け。
一度調整すると完璧に矩手(かねて:直角)に切断できます。BT3100ユーザーにはオススメ。
スライド丸ノコ
☆☆☆
マキタ LS1014
260mmチップソー付き
太い材を直角に切断したくて思い切って購入。MAX300mm幅、91mm高さまでいける。
160x80の角材が期待どおりスパッと垂直に切れた!テーブルソーやバンドソーではこうはいかない。
ブレードの高さを自由に設定できるのでホゾの横切りもOK.。
刃口板をブレードに対してゼロクリアランスにできるので、墨線をそれに合わせれば精度よく作業ができる。
蛍光灯が付いているがあまり役に立たない。集光タイプのバルブだったらいいのに。
手押し/自動鉋盤
☆☆☆
マキタ 2035 図体、価格とも工房で一番の大物。
いままで下の小さな手押しでやっていたが、やっぱり長尺物とか幅広のものは相当無理があった
これなら定盤長1634mmで手押しも自動も幅318mm。100Vだが、1.5KWでさほどパワー不足は感じない。集塵もばっちり。
建築材用ということで自動鉋側のくわえ込み力が強くていわゆる「鼻落ち」がでる。押さえのバネを少し切って弱くすると断然よくなったが、ゼロにはならず。(サービスマンがロハで対応してくれました)
ポータブル手押し鉋盤
☆☆☆☆
DELTA 6"無段変速手押鉋盤
 37-070JP 
上の鉋盤が入るまで、これが頑張ってくれた。結構剛性があるので精度や再現性はまずまず。替刃式だが研ぎに出して使ったほうが経済的でしかも良く切れる。
あまり大きくなくて重い材料を頻繁に扱わない人にはおススメ。
価格が価格なのであまり文句は言えないが、定盤はもうワンランク上等にして欲しい。(耐摩耗性アップ!)
  ポータブル自動鉋盤
☆☆☆☆☆
DELTA 12.5"プレナー 22-560J 幅は300mmちょっとまで。慣れれば1/10mm精度の加工も可能。ギター材の様な薄板を削るときは定盤の上に一定厚で平面の出た板を置いた状態で薄板だけを送材すれば1mmぐらいまで薄くできる。この機械は上記マキタ2035のような「鼻落ち」は全くない。。見事です! 音が大きいぐらい。
なお替刃の再研磨は自分が利用している研ぎ屋さんでは幅が狭すぎるので不可能だった。
オシレーティング・スピンドルサンダー
☆☆☆☆☆
DELTA 31-780
モータ 単相100V, 1/4HP
主軸ストローク 22mm
サンディングドラム 19〜76mm
テーブル 457mm(径)
本機寸法 高381×幅457×奥457mm
重量 20kg
円筒が回転しながら上下すると、研削力が飛躍的に強くなるということが目からウロコ。
KERV社のものに比べると、定盤は傾斜しないし馬力も弱いが、価格が半分以下。パワー不足は感じない。
モーター音は極めて静か。吸塵口に掃除機をつなげばほぼ100%吸塵する。
写真に写っているスピンドルセットは別売。これによって19mmΦから76mmΦまで純正ドラムを使える。
安いボール盤やドリルで自作する手もあるが、この価格なら買ったほうがオトクで安全でキレイ。凹面の仕上げがフールプルーフになる。まちがいなくオススメ。
別売のスピンドルセットがけっこう高い(1万弱)
ベルトディスクサンダー
☆☆☆☆
リョービ BDS−1000 400Wで100mm幅で1万円台。このクラスではコストパフォーマンスがいい。重量も22Kgと頑丈そうだ。消耗品も比較的安価。
 凹面体も凸面体も対応する。大量製作では重宝。
精度および仕上がりは腕次第。
パワーとベルトやディスクのサイズから、ハードな作業には向かない。
ドラムサンダー
☆☆☆☆
PAFORMAX 16-32 Plus ドラムに巻き付けたサンドペーパーが回転してサンディングする機械。
1mm以下の薄板もOKで、逆目掘れの心配も無いのでギター用材の加工にはぴったり。40cm幅だが片持ちになっているので材料の向きを変えると2倍の幅までサンディング可能。自動鉋盤には通らない広幅矧ぎ材の面出しにも使える。
気になる精度だが1/10mmぐらいは出ている。1.5馬力のインダクションモーターも極めて静か。吸塵も問題ない。
難を言えばペーパーの交換作業。巻き終わり側の固定が少々やりづらい。慣れの問題か。
卓上角のみ盤
☆☆☆☆
マキタ 7300S 400W 右の短所はあるものの、自分の作品範疇では問題なく、重宝している。X−Yテーブルで小気味良く材料をセットできるのが長所。卓上機なので楢材に5分(15mm)以上のノミはさすがに厳しい。 刃の昇降機構がお粗末でガタつきがでやすい。DELTAのラック&ピニオンのほうが頑丈だろう。モーター部の高さセットネジもプライヤーで閉めないと刃を降ろしたときに持ち上がってしまう。
糸鋸盤
☆☆☆
REXON  値段の割にはフトコロの深さが50cmと十分。ダイヤルでスピードコントロール可能。でも細かい作業には足踏みコントロール式のほうがいいかも。 刃の交換がやっかいで、「透かし」加工には全く不向き。
糸鋸盤
☆☆☆
HEGNER Multicut-SE 上の糸鋸盤についに見切りをつけて、どうせならとヘグナーを選んだ。
鋳物定盤、変速可、ブレード交換のしやすさが選定のポイント。
ブレードの動きが驚くほど真っ直ぐである。ブレードチャックなど消耗品が標準でセットされているのもうれしい。
ビニールパイプを刃の近傍にセットして吸塵する仕組みになっているが、これがイマイチ。工夫の余地あり。
           ↓
吸塵を「吹き出し側」につなぎかえると調子よく機能するのがわかった
ミニ旋盤
☆☆☆
東洋アソシエーツ KS-200 元来金物用だがもっぱら木の小物細工に使っている。バイトには古いノミを流用。サンドペーパーを貼った丸棒を回転させて曲面用サンダーとしても使う。
木工旋盤
☆☆☆☆
ナカトミ産業 WT-300 あらけずりな機械だがなかなか魅力的な機械だ。プロも愛用しているとの情報もあって購入。チャック等も米標準に準拠しているのでいろいろ楽しめそうだが、技術習得はこれからだ。頑丈な設置台は製作した。参考サイトはこちら モーターの取付部の設計がイマイチで必ず振動する。モーターの台座を設置台にしっかりクランプすればほぼ解消。
ビスケットジョインター
☆☆☆☆☆
Porter-Cable  557K 板接ぎの必須アイテム。国産に比べ角度セッティング機構が優れるうえ、Fサイズのビスケットも使えるのでこれを選んだ。
ルーター
☆☆☆☆
Porter-Cable  690LRVS 定番のルーター。スロースタート式で回転数可変。標準で軸径1/2インチ。1/4インチと6mmのコレットチャクもそろえた。
ルーターテーブル
Porter-Cable  ガイドフェンスが刃に対して入り側と出側で独立しているのが特徴。これでストレートビットで鉋のような加工が出来る。付属のマイターゲージはDELTAのバンドソーと共用できる。 ものの割には高価。
もう少し大きければなあ。
プランジルーター
☆☆☆☆
Porter-Cable model 7529
1.5馬力
ワンタッチで本体が上げ下ろしできるプランジ式ルーター。
その上下調整機構(つまりビットの出調整)が極めてやりやすくようになっています。何百何千というユーザーの声が反映されているのしょう。
写真左手のエッジガイドも微動可能です。

アリ溝ガイド

Vermont American アリ溝ガイド400 アリ加工用のテンプレート。同時に2枚の材料を直角に保持してアリ溝加工を掘る。
まだ、本格的に使っていない。
基本的に日曜大工向け
精度をと再現性を決定する大事なところがおそまつ
トリマー
E-Value EWT-400 極めて安価。 コレットチャックが緩む問題あり。聞けば友人のものも同じだとか。やっぱり価格相応か。
トリマー
☆☆☆
マキタ 3707FC さすがにしっかりしていて安心して使える。スロースタートはうれしい機能。1/4インチのコレットも揃えたのでルーターとのビット互換性も問題ない。これで上記のトリマーの出番は無くなった。
ミニルーター
☆☆☆☆
Dremel Multi-Pro 5000-30000rpm USAのStewart MacDonald社(ギター材料屋)から輸入。小さいけど世界のDremel、信頼できる。 3mm径のカーバイトビットが国内では入手困難。
ミニルーターベース
☆☆☆
Stewart  MacDonald が開発

ギターのパーフリングやバインディングの溝堀り用に開発されたもの。これをDremelに装着すれば小型プランジルーター。家具作りでも使っている。

水研ぎグラインダーシステム TORMEK 2000
付属品
 ストレートエッジ治具
 角度チェッカー
 皮砥用コンパウンド
 取説本とDVD
ご存知、スウェーデンが誇るTORMEKの研磨システム。旋盤用の刃物研ぎにどうしても必要に迫られて購入。これでオールハガネの洋物刃物研ぎもバッチリ。
詳細は、http://www.tormek.us/
実に様々な刃物保持用の治具が別売されているが、本体同様どれも非常にお高い。
ベンチグラインダー
☆☆☆
三共コーポレーション ハードな使い方はしないのでこれで十分。
ベルトサンダー &
平面研磨用アタッチメント
☆☆☆
マキタ 9903 75mm幅、1050W 広い板の平面出し用。戦車のキャタピラのごとく力強くサンディング。平面研磨用アタッチメントは別売。高いけどこれがないと平面どころか余計に凹凸になる。
オービタルサンダー
☆☆☆☆
リョービ マイサンダ 
   MS-75A/190W

鉋では逆目が出そうなときこれの出番。また曲面のサンディングもこなしてくれる。でも最終的には木目に沿ってハンドサンディングします。なお、サンドペーパーがくわえ込まれる所にはサンドペーパー裏にテープを張っておくと破れずに長持ち。

サンドペーパーをセッティングするときものすごい指の力が必要。
ディスクグラインダー
☆☆☆
Bosch GWS 6-100E/N 下記の ランスロットを回すときに使用。
ウッドカービングディスク
☆☆☆☆
Lancelot 22枚刃 いわば円盤式のチェーンソー。切削は非常にスムーズ。椅子の座板を彫るときに重宝している。 ともすれば切れすぎるので細心の注意が必要。
卓上ボール盤
☆☆
マキタ TB-131 速度変更はベルト架け替え式。定盤も傾斜可。 ふところが浅いのと定盤が小さいのが難点だが、投資額を考えれば仕方なし。

NEW
ボール盤
☆☆☆☆

EARTH MAN

DP-700

業務用ボール盤12段変速

上の小さいボール盤でよくやっていたなあとあらためて思った。

大きな穴を美しくあけるにはモーターのパワーが要るということがこれでわかった。

ブランド名からわかるように本当に安い!
けど頑丈。

電球を装着できるのがうれしい。
ラック・ピニオンの構造が安直なので定盤の昇降がスムーズでないが、まあ許せる範囲。

電気丸鋸
☆☆☆
日立造作用 C7UB2 電気丸鋸でも治具次第で結構精度が出せるということをこの丸鋸で知った。。ブラックテフロンコートのチップソーの切り口もきれい。

電気カンナ
☆☆☆☆
マキタ 1900BASP1 小型カンナのベストセラー機らしい。自動鉋盤に通らないような広い板を均すときなどに使用。軽くて手になじむ。
エアーコンプレッサー
☆☆☆
Earth Man AC-250G 8Kg/cm2、タンクは25L。サンディング後の粉払いとか機械類の掃除用に使用。某オークションで購入。スプレー塗装でも使えるがそういう塗装をするだろうか。
インパクトドライバー
☆☆☆☆
E-Value EI-1205B 12V 安物だが、これで十分仕事をしてくれる。バッテリー2つと充電器付き。バッテリー交換のとき必ず消耗したほうを充電すること、これが鉄則。 

電気ホイスト
☆☆☆
VITAL MAX 100Kg 工房新築のため新規購入。結構安かった。
スライド機構があったほうが便利なのでちょっと検討中。ぶらさがっているのはフレキシブルワイヤーで1本あたり150KgまでOK。
リモコンのケーブルが短いので自分で延長した。(4芯ケーブル)
         
  鉋        
平鉋 一番大きなもので刃幅72mm  いちばん左の仕上鉋は刃の仕込み角度を通常より鈍角(40°)にして堅い木仕様。刃には私の希望で"誠心誠意"と彫ってもらった。中央の鉋だけ替刃式、もっぱら木口削り用。ちなみに替刃も研いで使う。  

際鉋(きわがんな)
右の2つは「神技」、青紙(鋼の種類)付き  際鉋は左右両勝手でワンセット。これで逆目も大丈夫。  
反り鉋   椅子の座面堀り/成形には必須。平反り(左)と四方反り(右)の2種類を使います。   
ケビキ刃付き定規際鉋と底丸鉋   ケビキ刃と定規が付いているのでキレイに段欠き加工ができる。底丸鉋はおもに面取用。  
豆鉋  

細かいところの加工でやっぱりあったほうが便利。ギターの内部細工では必須。小さいほうはTハンズで購入。 

 
台直し鉋   鉋台の調整のほかローズウッドなど堅い木の表面を均すのにも使う。刃は2段研ぎしてさらに鈍角にしている。   
ブロックプレーナー 左から E.C.E 、Stanley 、Kunz 

左側は結構有名な鉋。まだ「マルク」の時代にドイツから輸入したもの。刃の出し入れはネジで調整。もちろん押し勝手で使う。どれも刃の全身がハイス鋼なので手で研ぐのに苦労する。

 
スポークシェーバー Stanley 日本でいえば南京鉋。これもネジ式で刃を出し入れを調整。材との接触面が平坦と曲面の2種類。これでギターの棹(ネック)を削ります。  
スクレーパー
☆☆☆☆☆
L.M.I.  ただの鋼板ではあるが、刃先の調整次第で紫檀や黒檀でもシュルシュルと削れる。逆目もそれほど気にならない。ギターやバイオリンは「スクレーパーで作る」と云われるほどで、1/3ぐらいの大きさになっても職人は手放さないとか。
椅子の座面や曲面部材の切削や仕上げにもたいへん重宝するスグレモノ。
 
  鋸         

両刃鋸

左から木島300mm、大吉精密目210mm、レザーソー180mm ノコは替刃式にかぎる。大吉さんのは良く切れますよ。  
胴付き鋸 

NAKAYA D-240G 、D-210C

小さい方は「組子用」で刃厚なんと0.2mm。墨線より細い切り口!杉ならば大根を切るように切れます。これホント。  
あぜ引き鋸、鉄ノコ   あぜ引きノコもたまに要るときがあります。   
糸ノコ
☆☆☆☆
大洋精工 フリーウエイコッピングソー いろいろ試した結果これが一番。刃の断面は円形でどの方向にも切れる。。インレイ(象嵌)用の真珠母貝の切断もOK。  
フレットソー Stewart  MacDonald  ギターのフレットの溝を切る専用鋸。 アサリがないので非常に使いづらい!お蔵入りのウワサも。
         
鑿類        
ノミ各種 追い入れノミ、むこうまちノミ、
シノギのみ 
最も狭幅のノミは0.5分(=5厘:1.5mm)。これはギターのサドル溝の仕上用。  
銑(せん)と突きノミ       上から3つが銑(せん)
下が突きノミ
桐材でお琴の胴体を作っていた工場からいただいた。まだ整備はしていないがすごいハガネの様子。突きのみは外丸形で長さ60cmはある。これで琴の内側を成形していた由。
小刀  清玄作 「波」 下記の小刀の10倍はするシロモノ。注文生産で2か月ほど待った。こういうものは刃が相当チビてからがよく切れるといわれるがこれは最初からよく切れる。竹細工用とあったので硬い木でも安心と思われる。大切に使わねば。
サークルカッター2種と小刀 円形:NTカッター
コンパス型:OLFA
ギター表面板のサウンドホールをくり貫くときとロゼットのリングを切るときに使用。中心の針穴が広がりやすいので切ろうとする板の下にさらに堅い木をあてがうこと。   
サークルカッター 自作

本体: クリの木
芯: 6Φの真ちゅう棒
刃: ハイス鋼
上のサークルカッターでは、やはり芯がずれやすいのと、刃が弱いので木目に負けることがある。

そこで自作。これで一挙に解決。

刃は六角レンチで固定
柄はクサビで固定.
 
  槌         
玄翁、木槌、ハンマー   小さいほうの木槌は鍬(くわ)の柄を流用。  
  錐        
三ツ目、四ツ目、つぼギリ、釘絞め   小学生のとき竹トンボに穴をあけたのがこの三ツ目ギリ。  
手動ドリル   正式な名称は忘れた。確か500円で購入。   
砥石        
荒、中、仕上砥石 左から粗い順に並べています。中砥はKING#1000、仕上砥はKING#6000と#8000、右端は鳴瀧という天然砥石です。向こう側は裏押し用の金盤と金剛砂。 刃を砥いで顕微鏡で観察すると(100倍で十分)、#6000と#8000の違いは明確で、鉋がけした木肌も違う。鳴瀧は#8000よりは粗い感じだが研磨力があるので刃先角度を保ったままシャープに砥ぎやすい。∴切れ味が長持ちするということだろう。  
墨付用具        
スコヤ、曲尺、けびき、留め定規、シラガキ   曲尺はcmと寸目盛りの両方をほぼ同じ頻度で使っている。ケビキは複数個あったほうが効率と精度が良くなる。シラガキともども刃は良く研いでおくことが肝心。  
パーフリングカッター Stewart  MacDonald  2枚刃のけびきみたいなもので、バイオリンやギターの縁に一定幅の溝を切るためのもの。この溝に線状の象嵌を入れてパーフリングと称す。2枚の刃のオフセットはセットネジで調整可能。  
         
ヤスリ        
一般金工/木工用    \100Shopのものも木が相手なら十分使えますよ
 
ギターのナット用 Stewart  MacDonald 刃厚がギターの弦の太さに対応しています。2本あればこと足ります。これで牛骨ナットに弦溝を整形します。  
クランプ 

 

     
  ハタガネ  

まだまだ数不足。 

 
ポニークランプ 1500mm 大物にはこれがないと。これも本数不足か。  
F型クランプ 600mm 900mm 実はいちばんよく使うクランプ。シャフトのしなりがほどよく作用するのが気持ちいい。  
カムクランプ
☆☆☆☆
Stewart  MacDonald 合理的、ワンタッチ、木に優しい。材はハードメープルで丈夫。カム機構でホールドしますが、最近ネジ式のものも登場している。  
コーナークランプ
☆☆☆☆
マルチコーナークランプ
 TV-147
額縁にはこれ。鋼鉄のバンドで締め上げます。手袋要。   
バイス ユニックW-60木工万力と... こんなものでもなくてはならないものです。  

チューブゴム

  フレキシブルクランプとして使用。ギターの裏板を接着するときとか、四方転びや六角形の箱を締めるときとか不定形のものに極めて有効。  
         
 他         
ベンディングアイロン Stewart  MacDonald ギターの横板をひょうたん型に曲げるときに使用。アルミ製でニクロム線を内蔵。日本ではPL法で製造できないとか。  
ベンディングマシン 自作 これもギターの横板を曲げる装置で、USAから買うと非常に高価なので自作敢行。ひょうたん型の箱とその上から押さえる箱の中に熱源として白熱電球がたくさん入っている。上のベンディングアイロンに比べて作業性がぐ〜んとアップ。 2011年より、熱源を市販のヒートブランケットとしたベンディングマシンを自作して使用しています。

ギター用 シックネスゲージ
自作 ギター作りでは板の厚み(そのグラデーションも含めて)が音に対して極めて重要。これも買えばウン万円もするのでダイヤルゲージだけ買ってあとは自作。  

梯子(はしご)
自作 工房の2Fへの交通手段。長さは約12尺。ヒノキ材で無塗装。金物は使ってないがそのかわり通しホゾに紫檀の割りクサビを2本ずつ入れている。  

集塵機
☆☆☆☆
DELTA 1HPシングル集塵機(AP400JP) 鉋盤、バンドソー、テーブルソー、ルーターテーブルに接続。でも配管はネットワークしてないのでその都度ゾウの鼻を持ってうろうろ。1馬力ながらなかなか調子がいい。