製 作 状 況

塗装開始しました

私はいきなりセラックニスを刷毛塗りします(写真の状態)。
これが目止め用の下地となります。

ニスが乾いてから、テルテル坊主の頭に軽石の粉(パミス)と
アルコールを付けてひたすらグリグリして、最初に塗ったセラックを溶かして削り取られた木の粉もろとも導管に埋め込みます。

この目止め作業、ギター製作のなかで最もハードな仕事です。

そのあとの本塗りもテルテル坊主(タンポ)だけで仕上げます。

良く見るとボディ下部に小さい穴が2つ。ブリッジの位置決め用です。
ブリッジにはサドル溝からピンを打っています。
裏板側の胴体の周囲にバインディングを
巻いているところです

和紙のマスキングテープと木綿紐を使います

紐を縛るとき皮手袋(写真)がないと
たいへんです
左 : 箱になりました

右 : このあと裏板をくっつけます
表面板です

バスバーは7本で、外側の2本は
ハーモニックバーの下をくぐっています

写真はクロージングバーを接着しているところ
竹の弾力で押さえつけます
口輪です

ウォールナットの地板に
寄木で作った四角いモチーフをはめこんでいます
寄木は、ケヤキ、マホガニー、アッシュ材です


作り方
ブログに紹介しています