TOKYO ハンドクラフトギターフェス 2007 参加報告


日時:2007年 5月26日(土) 11時〜19時 、 27日(日) 10時〜18時
 場所:東京都北区王子・北とぴあ 地下1階 展示ホール 
主催:TOKYOハンドクラフトギターフェス実行委員会・TBSサービス

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はじめての東京進出でした。
主催側によると、昨年よりずっと多い来場者数だったようです。
その中には、はるばる関西方面からの駆けつけてくれた多くの知人や茨城・秋田からの知人も含まれます。
またネットで知り合った人々ともお会いできました。

多くの製作家の渾身の作を拝見し試奏させてもらい、また直接お話しも訊けました。
ブースに見えたお客さんからの意見も含めて、いっぱいいっぱい勉強させてもらいました。





    ■展示ブース

 今回は徳島の宇坂さん(Toshi-G工房)とブースを半々にして展示しました。
 膨大な荷物なので会場まではクルマ。往路の道中はずーっと大雨でした。
 雨男2人で運転を交代しなから東京に辿り着きました。

 ブースは1.8m幅で奥行きは2.4m。写真の机とバックパネル、イスが付きます。
 今回はクラシックギター3台を展示し、アル・ハープ2台を初めて公開しました。
■展示ギター

オリジナルモデル       松/ハカランダ CRM-06
 オリジナルモデル       松/ハカランダ CRM-09
 トーレスモデル   松/マダガスカルローズ CRM-08

 床置きで立て掛けたのでけっこう気を遣いました。







■アル・ハープ
 
 この姿、初めてのお披露目でした。
 向かって左が液晶つきのタイプFのモデル、右がタイプG
 残念ながらちょっと液晶が光って何を表示しているのかわかりません。

 左にちょっと見えているのは Toshi-G工房さんのウクレレです。



■ギターの試奏風景、うれしい来場者

 会場のなかはさまざまな楽器の音と人々の声が
轟音のようにうず巻くなか、負けじと弾いてくれました。
 その中には大阪のFさん、茨城のTさん、それにネット知人のGuitaraさんも。
 
さらに変形家具作品で有名な三重のcraft WAKUさん
出張の帰途お疲れのところ立ち寄ってくれて大感激。

みなさん、本当にありがとうございました。

  


■アル・ハープ とにかく人気がありました

 おそらく会場じゅうで、いちばん沢山の人に弾かれた楽器でしょう。
 特に女性と子供たちに人気がありました。
 他の出展者たちも出張してきて弾いてました。「傑作だね!」という声も。

 液晶による演奏支援システム ・・・ちょっとネーミングが堅い? ・・・
 これで誰でも見事に曲が弾けるんです。ハーモニー付きで。本当です。

 この楽器のためにはるばる関西から「応援ツアー」を組んで来てくれた
 K先生のご一行様、 お揃いの黒のAru-Tシャツもかわいく、
 ブースを大変盛り上げてくれました。見事なアテンドぶりでした。
 この場を借りて御礼申し上げます。

もし人物の写真などで、不都合がありましたら対処しますので連絡下さい





 まとめ ■

鉄弦のいわゆるアコースティックギターとウクレレの展示が大部分をしめた
でも大きな収穫があった

トーレス以降のモダンクラシカルギターの展示ブースは自分を入れて4つだった
試奏させてもらった結果、ボコボコという楽器はもちろん皆無で、もう個性と好みの世界だろう
いい機会なので トーレス以前の、いにしえのギターにも触らせてもらった

〜 ・ 〜

素晴らしい音を見つけた

透明さ・香気・品のよさ
少女が小声でささやくような でも、きわめてよく通る声だ
しかもその声にしてこの姿

〜 ・ 〜

音量一辺倒のギターとは、なにかとコンセプトが異なるようだ
正反対なのかも知れない

アコギやウクレレにも通じるものがあるようだ

「 なるほど! 」
 
これがいちばんの収穫